※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
7月にCMFから新しいスマートウォッチが発売されました。
今回は、このCMF Watch Pro 2が前の製品からどのように変わったのか見ていきたいと思います!
僕はCMF Watch Proが発売されてから愛用しており、ほぼ毎日使用しています。
その経験に基づきながら比較していけたらと思います!
2022年4月よりIT企業で勤務を始め、テレワークを中心とした働き方をしています。現在はガジェット等を用いた快適なテレワーク空間の創出を目指しています。
このブログ(Economix)ではガジェットに関する情報と、大学院で研究していた経済学を中心とした情報を発信しています。
CMFとは
そもそもCMFというブランドは何なのかという話からしていきましょう。
CMFはNothingのサブブランドで、Nothingより安価な製品を展開しています。
このWatch Pro販売を皮切りに生まれたサブブランドなので、現在はまだ商品の種類はそんなに多くありません。
「Nothingから出ているんだ」くらいの理解で良いのではないかと思います。
では、Nothingとはどのようなブランドなのでしょうか。
Nothingはロンドンに拠点を置くデジタル製品企業です。
公式サイトには以下のように記載されています。
NOTHINGでは、芸術性、信頼性、そしてクラフトマンシップを重視した象徴的な製品を開発することで、テクノロジーに情熱を取り戻したいと考えています。
Nothing 会社概要
このようなマインドの元、洗練されてミニマルなデザインの商品が展開されている印象です。
多くのガジェット好きからもそのミニマルさと品質の高さが評価されており、注目を集めているブランドです。
有名な商品としてはPhone(2)やEarでしょうか。
商品名自体も洗練されており、一言で言い表しているところに美しさを感じます。
そんなNothingがより身近に感じられるブランドとして出したのがCMFです。Nothingの洗練された雰囲気を保ちつつ、安価にした感じです。
デザイン性を最大限活かしつつ、製品の本質を捉えたブランドを目指しているようです。
ちなみに、Nothingから発売されているEar (a)について、以下の記事で紹介しています。
Nothingというブランドにもう少しイメージを持てるのではと思うので、ぜひ参考にしてみてください。
CMF Watch Proの特徴
では、CMF Watch Proとはどのような製品なのでしょうか。
前述した通り、CMFの理念としては「製品の本質」を捉えるという点です。
その意味から、こちらのスマートウォッチは必要な機能とは何かを考え、無駄を省いたものになっています。
大まかな機能としては
・通知機能
・アラーム
・フィットネス
・ヘルスケア
などになります。
その他にも様々な機能がありますが、僕の使用感ではこのあたりが大きな機能だなと感じています。
詳しくはこちらの記事で紹介しているので、参考にしてください。
CMF Watch Pro 2になって何が変わったのか
では、今回新しく出たWatch Pro 2はどのような点がアップデートされたのでしょうか?
ここでは、ハード面とソフト面の2軸で比較したいと思います。
ハード面でのアップデート
まずは見た目から確認していきましょう。
左がCMF Watch Pro、右側がCMF Watch Pro 2です。
パッと見た目でわかるように、そもそもベゼルの形が大きく変わっています。
Watch Pro 2になって機能が拡張されたとはいえ、見た目で第1世代が良いなという人もいそうな感じですね!
見た目に関してもう3点アップデートがあります。
1つ目が、ベゼルを交換できるようになったこと。
今回はベゼルが2種類付属しており、丸みを帯びたもの、平面のものが選択できます。
気分に合わせて好きなベゼルを選んだり、どちらかが傷ついてしまった時の交換用としても利用できます。
今後市販でこのパーツの交換品が出てくるのではないかなと予想しています。
そうなれば、気分に合わせて交換するだけで時計の見た目を大きく変えることができ、ファッション性をより楽しめるのではないかなと思います。
軽く調べましたが、既にいくつか製品が出ていそうでした。
2つ目はバンドの変更です。
第1世代のレビュー時にも書いた気がしているのですが、第1世代のバンドは非常に装着しにくく、使い勝手が悪く感じでいました。
それに不快感を感じて使用をやめる人もいたのではないかなというくらいです、、、。
しかし、今回は一般的な装着方法になったようで、不快感なく利用ができるみたいです。
もちろん、第1世代同様、市販の交換バンドを利用することもできます。
3点目は竜頭の導入です。
第1世代は押してホーム画面に戻ることしかできませんでしたが、今回は回転させることでメニューを変えることが出来るようです。
わざわざ指でタップしてページを捲るのが面倒だったので、その点は嬉しい機能だなと感じています。
ソフト面でのアップデート
では、機能的にはどのようにアップデートされたのでしょうか。
輝度の向上
まずは、輝度の向上・環境に合わせた輝度の調整です。
毎日第1世代を使っている中で、夏の日差しが強い中などでは画面が少し見にくいなと感じていました。
今回、輝度が向上し、環境光センサーによる輝度自動調節機能に、個人的には魅力を感じています。
第1世代 | 第2世代 | |
AMOLED ディスプレイサイズ | 1.96″ | 1.32″ |
解像度 | 410*502 | 466*466 |
リフレッシュレート | – | 60 FPS |
輝度 | 600+ | 620 |
自動調光機能 | なし | あり |
一方で、バッテリーは340mAhから305mAhに減少しており、13日程度の連続使用日数から11日へ減少しています。
とはいえ、週に1度でも入浴中に電源に繋げばずっと使っていられると思いますので、大した問題ではないかなと思っています。
ウィジェット
次に、個人的に1番大きな変化だなと感じた点です。
それはウィジェットの編集ができるようになったことです。
第1世代ではウィジェットの編集はできずに、デフォルトの画面から変更できるのはウォッチフェイスのみでした。
本来は聴いている音楽のコントロールをしたかったのですが、わざわざいくつかステップを踏んで操作するのが面倒で使ったことがありませんでした。
しかし、ウィジェットの編集によって、すぐに使いたいアプリにアクセスすることができ、スマートウォッチとしての使い勝手がかなり向上したのではないかなと思います。
スマートムーブメントのアルゴリズム向上
これは使ってみないとわかりませんが、ワークアウト中の測定精度が向上したようです。
前からあった心拍数の測定や、ワークアウトの記録機能が発展し、よりワークアウトに向けた機能が拡充されています。
例えば、心拍数等の取得したデータをもとに最適なワークアウトを提案してくれるようです。
また、ウォーミングアップ動画をウォッチ上で見ることができるらしく、手軽に運動を始められるようです。
まとめ
その他、色々な部分でアップデートがあるようですが、個人的に大きな変化だなと感じたのはこれらの点でした。
今回はソフト面での購入よりも、見た目でどちらが好みなのかで選ぶ人が分かれそうな気がしています。
CMFはNothing同様、アジャイル的にプロダクトを出してフィードバックをもとに新たな製品を作る。という流れで進めているように思われます。
他のブログを見る感じだと、まだまだ足りない機能はありそうですが、今後のファームウェアアップデートを期待していければと思います。
また、第3世代で修正・向上されるものもあるのではないかなと思います。
とはいえ、僕自身1年近く毎日CMF Watch Proを使用しており、些細な不満な点こそありますが、問題なく利用できています。
Apple Watchのように機能もりもり出なくて良い、必要な機能だけあれば良いんだ!という人にはもってこいな製品かなと思います。
価格的にも1万円ちょっとなので、試しに買ってみやすいのではないかなと思います。