経済学の勉強方法: 独学で見えた効果的な勉強法

ミクロ経済学
ミクロ経済学マクロ経済学経済学

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

経済学をいざ勉強しようとなっても、実際どのように取り組んで良いのか分からないという人も多いのではないでしょうか?
きっとこのページに辿り着いたあなたもその1人ではないかと予想します。

前回、経済学を勉強したい!と思い立った人向けに、勉強を始めるまでのパスを紹介しました。
もし、何から手をつければ良いかも分からない!というお悩みでしたら、こちらを参照してみてください!

今回は、実際に経済学を勉強することになったけれど、具体的にはどう学べば良いのかについて話したいと思います!
僕は学部では経済学以外を学んでおり、独学のみ一橋大学大学院に合格しています。その経験を元に紹介しますので、多くの方のお役に立てると期待しています!

社会人になって勉強する人や、公務員試験を受ける人、経済学部の人や、僕のように大学院受験する人にも役立つはずです。

僕は一橋大学大学院の経済学研究科で行動経済学について研究していました。経済学の面白さ、社会での有用性を広げるため、当ブログを開設しました。
このブログ(Economix)では経済学と大好きなガジェットを中心に情報発信しています。

経済学の勉強に必要なもの

では、具体的に経済学を学ぶにあたって必要不可欠なものから見ていきましょう。

教科書

まずは、何と言っても教科書です!これがなければ始まりません!
昨今ではネットやウェブサイトで経済学を解説しているものもありますが、それらでは概要のみを解説している場合が多く、知識の抜け漏れが大量に発生してしまいます。

本サイトでの経済学の理論などを解説していますが、教科書に載っている量の知識をいちウェブサイトにまとめるなど出来たものではありません
教科書は偉い教授方が「必要な知識をまとめたもの」なので、個人のサイトでそれを果たすのは難しいのです。

ネットやサイトで事足りるだろう、と甘い考えを持っている方は諦めて、教科書で勉強してください!
第一、教科書なしでは何を調べたら良いのかすら見えてきません。

僕のおすすめは、まずミクロ経済学を勉強して、その後マクロ経済学を学ぶことです。
それぞれ代表的な教科書を載せておくので、参考にしてみてください!

他にも色々お勧めの教科書があるのですが、それはこちらを参照してください!

問題集

次に必要になるのが問題集です。
経済学の概要だけ何となーく学べたら良いという人以外必須です。

教科書にも問題が書いてあるケースがほとんどなのですが、各章や分野に対して少しの問題しか掲載されていません。
圧倒的に経験不足で、経済学の理論に慣れるなど到底出来たものではありません。

中学・高校で数学を勉強していた時と同様に、公式や考え方を理解するには演習の時間は必要なのです。

僕はこれらの問題集を使って繰り返し基礎練習をしました。
他にも色々触ったのですが、ここではとっつきやすいものを取り上げています。

ちなみに、これらは準拠している教科書があるので、合わせて勉強するのも良かったりします。

公務員試験とかだと、とっかかりとして下記のものが有名でしょうか。
無料動画も付いてくるので、動画で学びたい人にはお勧めです!

選択で必要となるもの

ここからは選択式で必要となるものです。
お勧めはiPadです。

初めに伝えたいのが、一橋大学大学院の上級計量経済学の講義を受けた時、全員がiPadを使って講義を受けていました。
コロナ禍のため対面講義はこれだけだったので、他のクラスでどうだったかは分からないのですが、その利用率・有用性を理解していただけるでしょう。

個人的には汎用性の高さや、Apple Pencilの取り回しの良さなどから、iPad Air 5をお勧めします。
僕自身はiPad miniをずっと使っているのですが、院生の時からiPad Airにすればよかった後悔しているので、同じ轍は踏まないでください、、、。

様々な使い道があるのですが、代表的なものはノートでしょう。
詳しい使い方は後々見ていきたいと思います。

もしiPadを用意するのはキツイなあという場合はノートとペンでも大丈夫ですが、その後の復習効率が結構変わると思うので、可能であれば用意した方が良いです。
勉強以外の使い道もありますし、これ1台買っておけば色々便利になるはずです!

安価なiPad (無印iPad)もありますので、こちらを選ぶのも手です。無印ならとりあえず1世代前でも良いと思います。

具体的な勉強方法

では、必要なものも揃ったので、具体的な勉強方法に入っていきましょう。
ここでは僕がやっていた勉強を見ていくので、iPad前提になってしまいます。iPad買えないや、という人は適宜ご自身の状況に読み替えていただければと思います。

学習環境の用意

初めは学習環境の整備です。

まず、教科書を用意する際に、電子書籍として存在するか確認してみましょう。
先に紹介したマンキューの教科書はKindleにあるので、それで購入するのがおすすめです。

そして、iPadのSplit View機能を活用して、教科書を左側に表示、ノートアプリを右側に表示します。

お勧めのノートアプリはGood Note 6です。僕はGood Note 5という1世代前のアプリを使っていたのですが、最近バージョンアップして6になっています。
今回の使い方は次の章で見ていきます。

‎Goodnotes 6
‎Goodnoteで、紙のノートをデジタルノートに換えましょう。Goodnotes 6のご紹介! ※既存のGoodnotesユーザーは、Goodnotes 5をそのまま使用するか、Goodnotes 6にアップグレードするか選択できます。ど...

これによって、iPad1台でどこでも勉強できる環境が完成します。
もしiPad Airを活用する場合であれば、Apple Pencil第2世代を側面に付けて充電できるので、筆箱も不要になります。

僕の様にiPad miniを使っている人や、ノート派の人は物理の教科書を用意しましょう。
iPad miniでSplit Viewの勉強に挑戦しましたが、見られたものではありませんでした、、、。(だからこそiPad Airに買い替えたい)

iPad Airのサイズ感でもキツそうだという人はiPad Proには12.9インチがあるのでこちらを使いましょう。

ちなみに、電子書籍に教科書がない場合でも、スキャンアプリを使えばpdf化できる時代です。この方法については様々なサイトで解説されているので、興味があったら調べてみてください!

教科書を使った勉強

では、環境が整ったので勉強を始めましょう。

まずは、教科書を読み込みながら、ポイントとなる部分をノートにまとめていきます。
用語公式、前後の文脈を拾い上げていくイメージです。
経済数学や計量経済学・統計学などは定義定理定理の導出も書きましょう。

画像は、イメージとして数学のノートを貼っています。経済学についても同様の形になります。

Good Noteには様々なレイアウトのノートが用意されているので、それらを活用して好みのノートを使用すれば勉強しやすいと思います。

また、章がまとまる毎にアウトラインを設定しましょう。
アウトラインとは目次のことで、復習する際に目的のページをさっと見つけることができます。

後でまとめてやると面倒なので、章毎にやることを強く勧めます
設定すると、画像のようなアウトライン一覧から目的のページへと飛ぶことができます。

さて、ここで1つの章分の教科書学習が完了しました。ここからは演習の時間になります。
大体の教科書では章末問題がくっ付いています。それを解いてみましょう。

Good Noteでは複数のノートをタブに表示できるので、演習用ノートを作りましょう。

分からなさすぎる場合は、ノートの復習→教科書の確認をしながらでも良いと思います。
ここでは、この章ってこういう内容だったよなというのを復習する感じで取り組みましょう。

ここまでで章の内容をあらかた理解したとなったら次の章に進みます。
別途、演習問題集については章が終わったタイミングでも良いですし、1日ずらして取り組むとかでも良いと思います。

演習問題

では、演習問題集はどの様にして取り組めば良いかです。

これについては、愚直に問題集を解き進めましょう
章の内容については理解している前提で行うので、教科書・ノートのカンニングはひとまず無しにしましょう。

自力で解けるところまで解いてみて、解けたものの丸つけをします。
解けなかったものについては、答えを見ないようにしましょう。

そして、教科書やノートを復習しながら解けなかった・間違えた問題に再挑戦します。
ここで初めて全部の丸つけをします。

そして、間違えたものについては解答解説を見ながら計算方法や考え方を確認します。
単純に計算を追うだけではなく、なぜその計算をするのか、その計算で求めた値は何かを意識しましょう。

ここを意識すると、応用問題でも解き下していけるようになると思います。

復習

ここまでやると、勉強した章の抜け漏れが見えてくるのではないでしょうか。
漏れていた知識や、メモしたい知識をGood Noteに追加していきます。

Good Noteではページの差込が簡単にできるので、ノートの体裁を崩すことなく情報の追加ができます。
教科書から離れて行った調べ物があるのなら、別のノートを作ってまとめて、そのリンクをGood Noteにペーストするのもありだと思います。Webサイトのリンクも貼れます。
※Good Note 6でできるようになったっぽいので、まだ未検証です。

演習のやり直し

復習が終わって、1回目の演習が終わって少し経ったのち、演習問題に再挑戦してみましょう。
ここで解けるようになっていれば知識が定着している証拠です。

厳しそうであればまた復習に戻って、、、という形です。

ステップアップ

1冊の教科書、問題集が終わったらステップアップしていきましょう。

少し難しめの教科書や、問題集に手を出してみて、同様の流れを続けていきます。

まとめ

以上が経済学の勉強方法になります。
皆さんの学習方法の参考にしていただいて、それぞれに合った方法を見出していただければ幸いです!

より深く勉強するとなると、論文の読み込みや、研究書の読み込み作業となっていきます。
大学院を目指す場合は、研究計画書の執筆が必須ですので、これらの勉強が必要不可欠です。

この場合も、iPadを活用すれば論文をpdfでダウンロードして、iPadで読む、ラインを引くことができるようになります。
Appleデフォルトのファイルアプリを活用すれば論文の整理もできますし、MacやiPhoneとの連携も簡単です。

経済学の勉強にはiPadが必須級だと思いますので、もし購入を迷っているという人は一歩踏み出して、快適な学習を進めましょう!

スポンサーリンク
シェアする
Shawnをフォローする
タイトルとURLをコピーしました